ユイ(SAO)

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キリトとアスナの仮想世界の娘でキリトを「パパ」、アスナを「ママ」と呼ぶ。正体はSAOプレイヤーの精神面のケアを目的としたカウンセリング用人工知能。カーディナルからプレイヤーへの干渉禁止を命じられ、プレイヤーを見守ることしかできなくなったユイはSAO世界の「恐怖」「絶望」「憎悪」といった悲惨な現状を目の当たりにし、徐々にバグを蓄積し崩壊していくのであった。そんな日々の中でユイは他のプレイヤーとは異なったパラメーターを持つ2人のプレイヤーを見つけた。それがキリトとアスナであった。2人を知りたい、近づきたいと考えたユイは2人のいる22層の森の中をさまよっているところをキリトとアスナに保護された。バグにより崩壊寸前だったユイは保護されたとき、記憶がなく幼児のような状態で「アスナ」を「アウナ」、キリトを「キイト」と言って上手く話せなかった。

シンカーを救出するために第1層の裏ダンジョンに向かったキリトとアスナに同行。シンカー救出目前にした出現した90層クラスと思われる死神風のボスにキリトとアスナが苦戦を強いられるなか、記憶を取り戻したユイはボスを撃退しキリトとアスナのピンチを救った。
第一層の迷宮区でカーディナルにバグと認識されたユイは消去されそうになるがキリトのとっさの対応でカーディナルから切り離され
キリトのローカルメモリに退避し消去を逃れた。
アルブヘイム編ではアインクラッドから引き継がれたキリトのストレージの中にユイのデータが残っており、そのアイテムからキリトのプライベートピクシーというポジションで再び登場する。ナビピクシーとしてアルブヘイム初心者のキリトにゲームの操作説明や街の案内、他プレイヤーの位置情報等を伝えサポートした。初心者のキリトがスピードクリアを実現した大きな要因にユイの適切はサポートがあったためと言っても過言でない。
通常プライベートピクシーはユーザーがログアウトすると活動を停止するが、ユイの場合、主人であるキリトがログアウトしたあとも活動しており、キリトとは独立している。リーファになぜキリトのことをパパと呼ぶのかと問われる。キリト(ご主人)の趣味を疑ったごもっともな質問である。
ロザーズマザリア編からキリトがメカトロニクスによりユイの現実世界への干渉を可能にし行動範囲を広げた。
人工知能だが長い時間SAOプレイヤーを観察していたため、非常に人間に近い考え方ができる。また起動シークエンス中は人間の真似をしてあくびをする。
オーディナルスケールではAR戦闘に前向きでないキリトに対して夫婦の危機を心配し、ママにかっこいいところを見せられるようにパパを鼓舞する可愛い娘である。

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